いきなりの3失点で「安藤、またか・・・(´・ω・`)」な気分で帰宅。
深夜のスポーツニュースを見ると・・・

ありがとう、ジョー!
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 5/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 5/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 5/5
はっさく屋が空振りに終わったので、あとはもう尾道まで走るだけ。
アゲインストに負けるな、俺。

そうそう。
因島大橋の自転車通行帯が変更されていました。
「歩行者と自転車:狭いほう」「原付:広いほう」
から
「歩行者:狭いほう」「自転車と原付:広いほう」
に。
こっちのほうがいいと思う。

17時前、渡船乗り場到着。
ほどなく渡船に乗り込み尾道へ。
17時ちょうど、尾道駅前にゴール。
今回は走行距離が117.6km、走行時間が5時間22分27秒でした。

さて、大阪に帰る用意を・・・
自転車を輪行仕様にしてからみどりの窓口へ。

「福山から新幹線で新大阪まで、自由席でお願いします。あと、次のこだまは何時ですか?」

「福山19時08分発のこだま756号ですね。(尾道)18時38分発の電車に乗ればちょうどいいですよ。」

「38分(今、25分)・・・ちょうどいいですね。でも、尾道ラーメン食べてる時間ないか。」

で、どうも~って窓口を離れてちょっと考えてみる。

38分・・・38分・・・18時38分・・・18時?

今、「17時」25分。

Σ(゚Д゚;

すぐ窓口に戻って再確認。

「まだ1時間あるんですが、それより前のこだまはないんですか?」

「17時59分発のこだま752号がありますが・・・当駅35分発で福山着が55分、4分乗り継ぎになります。」

「( ̄▽ ̄;)・・・それなら19時08分発にします。ちなみに、のぞみとレールスターの自由席はマズイですよね。」

「どちらも指定席が満席ですし、自由席は3両ですから・・・無理でしょうね。」

「( ̄▽ ̄;)そうですよね。」

というわけで、1時間待ちが決定。
駅すぐ横(というか同居?ホームからも入れます))の「尾道櫻屋」さんへ。

ふむ、美味しいです。
お昼の塩ラーメンより、こっちのほうが好み。

お腹をみたして、ちょっと早いけど福山へ移動。
新幹線ホームに上がると、ちょうどレールスターが入線してきたところ。
見ると、自由席は立ち席状態。
とても自転車を持ち込める雰囲気ではない。

レールスターを見送り、こだまを待つことに。
やってきたのは100系のこだま。
よし(JRさんごめんなさい)、空いてる!

100系のこだまは、全席2&2シート。
しかもこれ、もとグリーン車のシートのお下がりですよね?
窓も2列分あって大きくて(夜なのであまり関係ないですが)、自由席では最高の車両ですよ。
新大阪までの2時間、とっても快適でした。


さて、今回は往路と復路の行程を入れ替えたわけですが、個人的には往路新幹線、復路フェリーのほうがいいな。

・新大阪夜着だと、そのあとの地下鉄が混んでて自転車持ち込みがちょっと大変。
・新大阪早朝発だと、地下鉄が空いてて安心。

・夕方前にはっさく屋に着いたのでは、売り切れることもある。

・尾道ゴールだと、汗を流すところが・・・
・道後ゴールだと、当然温泉が待っている。

・オレンジフェリーは、セブンよりエイトのほうが快適な気がする。


次は、しまなみ海道+とびしま海道をやってみようかな。
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 4/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 4/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 4/5
14時半前、生口島。
急に眠くなってきたので昼寝する!
オヒルネタイムΣ(゚Д゚;

・・・すっきりした。

アプローチを降りて島内へ。
アプローチ出入り口横の公衆トイレに立ち寄ったところ、すぐ後の急斜面の階段(赤矢印)を、ママチャリを担いで登る方を発見。

なんで?

「変速ないから、アプローチを走って上るのがしんどいんでしょうかねぇ」
とは、同じく用を足していたブロンプトン乗りさんの弁。

それは分かるけど、なら、押してアプローチを上ったほうが(白矢印方向)楽なような気がす・・・

ま、いいか。

生口島もそそくさと走りぬける。
このあたりから急に風が強くなってきた。
しかもアゲインスト。
20km/h出ない・・・チョットシンドイヨ(´・ω・`)

生口橋を渡って因島へ。
生口橋をバックに定点撮影も終え、さあ向かうははっさく屋だ。

「本日分は完売しました」

・・・( ゚д゚)エ?

「本日分は完売しました」

・・・○| ̄|_オソカッタノカ

(´・ω・`)ライネン、マタクルヨ
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 3/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 3/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 3/5
10時半過ぎ、道の駅・風和里を出発。
国道196号線を走り今治へ。
途中、菊間の遍照院さんにお参り。
ここも、いつしか定点ポイントになりました。

正午前にサンライズ糸山に到着。
しまなみ海道のサイクリングチケットを購入する。
今回も半額キャンペーン中、ラッキー♪

それではしまなみ海道へ。
いつもとは逆送になるので、大島内の2つの峠越え(100m級)が長く感じる。
どっちからアプローチしても、上る高さは同じだけどね。

今日は潮流の関係か、船折瀬戸の潮の流れがちょっぴり緩やかな感じ。
前回、前々回見たときは轟々と音を響かせ、川の如く流れてたんだけどね。

伯方島へ。
ちょうど13時半、お昼時。
酒楽さんで塩ラーメンをいただく。
今回は、ちゃんと食べる前に撮っときましたよ。

さて、大三島ですが。
大山祇神社に立ち寄ろうか、どうしようか・・・
明日は普通に出勤だし、しかも連休明けで忙しいのは分かってるし・・・
よし、今日は早く帰る方を選択しよう。
そのまま多々羅大橋を渡って、一気に生口島へ。
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 2/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 2/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 2/5
9時ごろ、道後を出発。
いつものお地蔵さんに挨拶をした後、北条へ。

昨年、祖母が他界したので、墓地の所有権の移籍について住職さんと相談したのちお墓参り。
ところで、北条を含め伊予地方では、お墓にお供えするのは「しきみ」という「葉っぱ」だけなのが慣わしらしい。
だから、墓石の前は緑一色(ちょっと多すぎな気もしますが・・・)。

小腹が空いてきたので、道の駅・風和里にて「じゃこ天」を食す。
茶熊商店さん、こんなところにお店を出してはったのね・・・

いただいたじゃこ天は、昔のそれと違い「テイクアウト用」にアレンジされたものなのかな?
何分、20年ぐらい前との比較だからなんとも言えないですが、北条港近くの調理場で、出来立て熱々の天ぷらにかぶり付いたときの美味さは格別だった記憶が。
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 1/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 1/5
2010年3月22日 しまなみ海道ツーリング 1/5
本来なら、

21日早朝に新幹線で尾道へ

尾道から松山まで自転車

バスで東予港へ

オレンジフェリーで22日朝に帰阪

22日は祝日でお休み (゚д゚)ウマー

といきたいところだったが、20~21日にかけて暴風が吹き荒れたため、このプランを断念。
いつもと逆のパターン、

21日夜のオレンジフェリーで東予港へ

22日朝、バスで松山へ

松山から尾道まで自転車

新幹線で22日夜に帰阪

翌日から仕事 (´・ω・`)

で決行することにした。

3月21日夜、オレンジフェリー。
USJ帰りと思しき皆さんで結構な混み具合。
出港前に風呂にいってみたら、先客で一杯。
少し時間をずらしていってみても、まだ一杯。
3回目で入浴できました。

湯船に浸かってると、船の進行方向と反対側に身体が引っ張られていく感覚。
ああ、ここは街中の銭湯じゃなくて、船内の浴場なんだなと実感。

翌22日早朝。
6時10分に東予港入港、すぐに松山行きの連絡バスに乗り継ぐので、5時に起きて身支度をし、5時半からの朝食バイキングで腹ごしらえ。

・・・見ていた限り、レストランを利用したのは、わたくしを含めて3名だけでしたが。 Σ(゚Д゚;

連絡バスにて松山へ。
7時26分、定刻に道後温泉駅前に到着。
さっそく自転車を組み立てる。

今日は、道後で朝風呂を楽しもう。
本館裏の自転車置き場に自転車を止め入浴。

使わないときはボトルに入れてボトルケージへ。
使うときは前輪~フレーム~後輪と1本のワイヤーで施錠。
TIOGAのワイヤーロック:RL-645はツーリングでも便利。
3月15日から開始されている、IPサイマルラジオの放送試験。
たかだか、パソコンでラジオが聞けるだけで・・・と侮るなかれ、これが実に快適。
AMもステレオで配信されてるので、いままで「ラジオ」で聞いていたのよりずっと音がいい。
もちろん、ノイズレス。
また、テレビと違ってもともと「映像」がないため、パソコンで作業しながら「聴く」というのに、ラジオはもってこい。

・・・と、喜んでいるところへ残念なニュースが。
日曜お昼に放送されている「気分はトレンディ!」が、今日の放送をもって終了とな。
ウラウラがおは朝の司会者に抜擢された以上、土曜日の旅サラダも加えると、日曜日以外に休日がなくなるので仕方ないか・・・

80~90年代の邦楽中心の音楽番組、とってもツボにはまった選曲で聴いてて楽しい番組でした。

また、妄想で旅をする「いい夢旅気分」も素晴らしかった。
その昔、時刻表を眺めるだけで全国を旅した気分(もちろん妄想です)になったり、最近ではグーグルマップで同じ気分(もちろん妄想です)になれる身としては、同コーナーでのウラウラの妄想ぶりには非情に共感できるものがあった。
大阪から博多の水炊きを食べにいくのに、新大阪で「名古屋まで大人1枚」と切符を買って出発する妄想の旅が最高でした。

復活しないかなぁ (´・ω・`)
準備OK
昨夜から今日の日中にかけて、予想通りの強風。
1日ずらして正解だったみたい。
輪行準備もできたし、今夜のフェリーでしまなみ海道へ向かいます。

いつもの
早朝の新幹線で出発→尾道から松山まで走る→バスとフェリーを乗り継いで翌朝帰阪
ではなく、
フェリーとバスを乗り継いで翌朝松山へ→尾道まで走る→新幹線で深夜に帰阪
という行程。

さて、どうなることやら。
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 5/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 5/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 5/5
19時、道後に到着。
走行距離 133.7km 走行時間 6時間24分24秒
おつかれさま~。

汗を流すべく、道後温泉本館に向かおうとしたのだが、商店街からして激込み。
日曜日の心斎橋筋商店街みたいだ。
これじゃ本館で入浴するのは難しそう。
ということで、椿の湯へ。
入浴前に自転車を輪行仕様にしておいた。

椿の湯は、どちらかというと地元の銭湯的な存在。
でもやっぱ連休中だけあって大混雑。
あまりのんびりはできなかったなぁ・・・

こざっぱりしたあとは、東予港行きのバスを待つべく道後温泉駅前へ。
坊ちゃん列車がライトアップされていて、いい感じでした。

東予港からオレンジフェリー。
今夜も快適な船の旅・・・

ところで、オレンジフェリーのレストランは美味しい(基本的に手作り料理)。
値段も手頃(朝食バイキング850円)。
コンビニ弁当持込なんてみみっちいことせず、レストランでゆっくり食事しましょう。
http://www.orange-ferry.co.jp/
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 4/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 4/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 4/5
そういえば、今日は脚が攣らない。
大島の峠越えも、いたって快調。
やっぱり補給をきっちりと取っているのと、ビンディングによる引き脚効果が良い結果に繋がっているみたい。

一気に来島海峡を渡って四国へ。
時間は・・・15時40分。
前回より1時間40分も遅いぞ。 Σ(゚Д゚;
そりゃ、スタートが遅いし寄り道してるし食べるもの食べてるし・・・

ただ、そんなに疲れてないから、残り1/3の行程はスムーズに進めそうだ。

四国に渡ってからも、脚は快調。
さくさく進む。
夕暮れ前に北条に到着。
無事、今年の墓参りを済ます。

北条の街中でネコ団子 Σ(゚Д゚;? 発見。
君ら、固まり過ぎとちゃう?

北条から先は夜間走行。
ライトを点ける。

前回、バテバテで倒れそうになった時に休ませてもらったお地蔵さんにお参りしたあと、ちょっと寒くなってきたので、道後に着く前にうどんを食べる。
おむすびをオマケしてもらいました(嬉)。
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 3/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 3/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 3/5
多々羅大橋を渡って大三島へ。
ここで今治へ向かうルートを外れ、大三島の西海岸を目指す。

立ち寄ったのは日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社。
ここでは、おそらく日本で唯一と思われる「ヘルメットお守り」をゲットできる。
お参りをしたあと、早速購入。
粘着力たっぷりの両面テープでヘルメットに装着!
このお守りの名にかけて、安全運転を心がけよう。

で、大山祇神社の宝物館では神宝の「鏡」と「矛」を拝見できるというのだが・・・

すっ飛ばしてしまった。○| ̄|_
ま、また来年来ますよ。

伯方島へ。
前回食べ損ねた塩ラーメン、今度こそ食べるぞ!

でもやっぱ道の駅は大混雑。

・・・そういえば、さっき道端に「塩ラーメン」ののぼりが立っていたような。
少し引き返してみると、あ、やっぱり立ってる。
なにやら居酒屋っぽいのだが、塩ラーメンありました。

いただきま~す。

・・・食べる前に撮るのを忘れてました。Σ(゚Д゚;
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 2/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 2/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 2/5
向島~因島大橋~因島を快走し、はっさく屋へ。
さ~て、今日もはっさく大福を買・・・

「休業のお知らせ 8月17日から10月下旬まで」

・・・○| ̄|_

気を取り直して先へ進もう。
生口橋をバックに定点撮影。
やっぱり9月下旬だけあって、空に浮かぶ雲も秋模様。

生口島へ。
前回は補給をミスってバテバテになったこともあったので、こまめにコンビニで補給食を購入する作戦に出る。
コンビニでおむすびをゲット。
多々羅大橋に上がる途中の休憩ポイントで補給する。
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 1/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 1/5
ツーリングの思い出 2009年9月21日 しまなみ海道ツーリング 1/5
昨日に引き続き、しまなみ海道ツーリングの思い出 2回目。
初回は夏真っ盛りの時期に出かけ、日焼けで死にそうになった苦い経験をしたので、今回は9月下旬の少し涼しくなったこの日を選んで出発した。


1年ぶりのしまなみ海道。
前回、訪ね損ねた大山祇神社に参り、ヘルメットお守りをゲットするのが最大の目的。
( ゚д゚)ハカマイリハドウシタ?

単純計算で1時間ぐらい余分に時間がかかるはずなので、遅くとも前回と同じ時間帯のこだまに乗らねば・・・

寝坊!Σ(゚Д゚;

遅れを取り戻すべくひかりレールスターに乗ったものの、早朝にかかわらず自由席は満席。
客室に入ってすぐの席の方に声をかけ、背もたれの後に自転車を置かせてもらう。
その後、少し離れたところに空席を見つけ座る。
ひかりレールスターは新尾道に止まらないので、福山で下車。
在来線で尾道へ向かった。

尾道駅前で自転車組み立て。
前回と違い、ビンディングペダルにしたのだが、これが結果的に功を奏することに。

サイクリングチケットを買い求める。
なんと、キャンペーン中とかで通常500円のチケットが250円!

尾道~今治 250円
どんな交通機関より安いぞ。

・・・補給食代は無視だけどΣ(゚Д゚;

渡船で向島へ渡り、ツーリングスタート。
2回目だけあって、道順も分かるしペースもつかめる。
いい感じ。
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 7/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 7/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 7/7
夜。
JR松山駅前で自転車をばらし、東予港行きのバスを待つ。
今夜のフェリーで帰れば、明日一日、家でゆっくりできるわけだ。
(宿代が勿体ないというのも否定できないが)

幸いにも、オレンジフェリーは空いていた。
というわけで、自転車を枕元・・・いや、隣に置いて寝ることに。
混雑時はフロントに預けるのがよいかと。

翌朝、大阪南港に到着。
再び自転車を組んで、自宅まで自走して帰りました。

今回の輪行に使用したのは「加茂屋 カモヤポーター(Kamoya porter)」。
カバーの中身は、ご覧の通り。
通常の輪行袋との決定的な違いな、前後輪がフリーで回転するため、カバーをかけたまま自転車を押して歩くことができること。
これがなかなか便利でした。
http://kamoya.info/6_7.html
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 6/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 6/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 6/7
5つ目の橋「伯方・大島大橋」を渡ると、最後の島・大島。
アプローチを下りた後、しばらくは左手に船折瀬戸を眺めながら走る。
おそらく、道中で最も海に近いところを走っていると思う。
その海面は轟々と音を立て流れ、海というより川のよう。
「船折」という名前からも、かつてこの海流に飲み込まれた船が多かったのだと想像できる。

さて、船折瀬戸と別れ、ルートは大島の峠越えへ。
峠越え・・・というほど大げさはないのだが、この暑さと補給ミスが堪えた。

一つ目の峠を越える最中、どうも脚に違和感を感じはじめる。
何とか上りきることが出来たが、この状態では亀老山へのヒルクライムはとても無理と判断。
直進し、西瀬戸自動車道・大島南料金所へと向かう上り坂を走っていたのだが・・・

ぴきっ。

うわ、きそうだよ痙攣。
すぐさまバイクを降り、押して歩く。
痙攣しかかった筋肉、ちょっとした弾みで爆発的に痛みが襲う。

ゆっくり、ゆっくり。

筋肉を刺激しすぎないよう、ゆっくり押して歩く。

暑い、暑い、暑い・・・

西瀬戸自動車道の下の影まで辿り着いて、バッタリとヘタリこむ。
ペットボトルに少しだけ残っていたドリンクを飲み、バッグの中でホカホカに温もってしまったはっさく大福を食べ、体力の回復を待った。

20分後、再スタート。
坂を下っていくと、眼前に来島海峡大橋が飛び込んできた。

道の駅・うみいきいき館に立ち寄り、さっき伯方島で食べ損ねたお昼を食べようとしたが・・・

ここも激混み。
お昼を食べられるような状況ではない。
仕方なくソフトクリームだけ食べ、来島海峡大橋へ上った。

しまなみ海道最後の橋、来島海峡大橋。
世界でも珍しい三連吊橋で、大島側から順に来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の総称、全長4105mである。
眼下に広がる青い海は海上交通の難所・来島海峡。
橋の上から眺めると、海流が渦を巻いて流れている。

こりゃ絶景ですよ!

ただ、悲しいかな体に余裕がない。
止まってデジカメを取り出す余裕もない。
ただ、ひたすら先に進むだけ。

馬島の料金所で最後のチケットを投函し、来島海峡第三大橋へ。
四国まであと1.5km。
そして・・・

14時丁度。
向島の渡船を降りてから約5時間、約70kmで四国に到着。

う~ん、長かった(遠かった)~。

今度、しまなみ海道を走るときは、観光を織り交ぜることにしよう。

さて、これでめでたく終了・・・ではなく、ここから後半戦、ゴールは松山だ。
じりじりと照りつける太陽の下、国道196号線をひた走る。

走る・・・走る・・・休憩・・・走る・・・休憩・・・走る・・・休憩・・・休憩・・・走る・・・
(休憩が多くなってきてる・・・)

16時前、右手に鹿島が見えた。
なんとか、北条までやって来たぞ。

久方ぶりにじいちゃんの墓参りをし、さらに先へと進む。
残りは20kmほどだと思うのだが、なかなか走行距離が増えない。
両腕はひどく日焼けをし、熱くて痛い。
これがめちゃくちゃ堪えるのだ。
バイクのときと同じように、長袖にしておけばよかった・・・

いよいよ松山市内中心部・・・というところで、脚が止まった。
川べりにお地蔵さんを祀る小屋を発見。
日陰とベンチを求め、しばしお邪魔する・・・

ゴールは近い。
もうひとがんばり・・・

17時40分。
今回のツーリングのゴール、道後温泉本館前に到着。
疲れてて、距離をメモるの忘れてしまった(140kmは越えていたと思う)。

疲れを癒すべく、道後の湯へ。
・・・日焼けが痛かった。
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 5/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 5/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 5/7
生口島を抜け、11時30分、「多々羅大橋」に突入。
それにしても暑い(熱い)なぁ・・・

世界最長の斜張橋・多々羅大橋。
その主塔の真下で手をたたくと、不思議な現象が起きるという。
ご丁寧にも拍子木が置いてあったので叩いてみると・・・

なるほど!そういうことか!

ぜひ、現地で試してください。

多々羅大橋を渡り、大三島へ。
ここ大三島には日本総鎮守と呼ばれる大山祇神社があり、サイクリストにとってありがたい「ヘルメットお守り」をゲットできるのだが、まだまだ先が長く時間的な余裕があるのか分からなかったので、今日は立ち寄らず。
次の機会におじゃましたいところだ。

大三島を抜け、道中唯一のアーチ橋・大三島橋を渡ると、「はぁ~かぁ~たぁ~のぉ~塩」で有名な伯方島だ。
現在、正午ちょうど。
このあと、伯方島の道の駅で「伯方の塩ソフト」と「伯方の塩ラーメン」を食すのだ!

・・・・・・・・・うゎぁ。

道の駅「マリンオアシス はかた」は壮絶の人出。
ソフトクリーム売り場は長蛇の列。
先に塩ラーメン食べよう・・・

・・・・・・・・・うゎぁ。

レストランも一杯。
15分ぐらい待ってたけど、席が開く気配なし。
しかたない、さっきのソフトだけでも食べよう。

・・・・・・・・・うゎぁ。

さっきとおんなじ人々が列を作ったまま。
しかも、列伸びてるし。

ここでの食事をあきらめ、先に進むことにした。
が、ボトルの破損と併せ、補給のタイミングを失ったことも、後々響いてしまった。
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 4/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 4/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 4/7
因島大橋を渡り終え、因島に上陸。
さっきはえっちらほっちら上ったアプローチも、島へ下りるときはちょっとしたダウンヒルになる。
が、両サイドをうっそうとした草木が覆うブラインドカーブが多いので、スピードは控えめに。

さて、因島といえば「はっさく」発祥の地。
次の橋「生口橋」の手前に、「はっさく大福」で有名な「はっさく屋」がある。
が、確か日曜日は定休日だったはず。
残念だなぁ・・・

ん?

今、「はっさく大福」ってのぼりが上がってたぞ?
フルブレーキング(危)で止まり、ちょっと後戻り・・・

「はっさく屋」が開いている。
中に従業員さんの姿も見える。

おじゃまします・・・

今日は、日曜日だけど連休中なので開いていました。
ラッキー!
でも、肝心のはっさく大福がショーケースに見当たらない・・・

「こっち(冷蔵庫)で冷やしてますよ。」

おお、これがはっさく大福か。

『甘酸っぱい八朔の果実と白あん、みかん餅がマッチした大福です。剥いた八朔の果実を内皮となる白あんで包み、それを外皮となるみかん餅で再度包んだ、八朔その物を表現した商品です。(はっさく屋ホームページより)』

なにより、とあるTV番組で見かけ、「ぜひとも食べてみたい!」と願っていたはっさく大福、さっそく一ついただく。

うまー!

まさに『甘酸っぱい八朔の果実と白あん、みかん餅がマッチした大福』だわ、これ。
冷たいお茶もいただき、道中でおやつにしようと、もう一つ買い求める。

これから松山に向かうんですよ~なんて話をしていると、

「写真、撮らせてもらっていいですか?」

なんでも、はっさく屋ホームページでは、ご来店お客様の写真を「お客様記念館」に載せているのだとか。
しまなみ海道にやってきたという「アリバイ(!)」を残すためにも、二つ返事で撮ってもらう。
(翌日、アリバイが掲載されていました)。

はっさく屋での小休止も終わり、次の橋「生口橋」へと上る。
ここから先の橋は、歩行者・自転車・原付道は自動車専用道の横に併設されている。
つまり、車よりも海に近いところを走るわけだ。
これはなかなかいい気分。

3つ目の島・生口島上陸。
ここも快調に走る抜けるぜ・・・

迷った(汗)。

林交差点で「サイクリングロード左折」の看板を見たのだが、山の中へ、中へと道が進む。
チケットと一緒にもらったサイクリングマップでは、生口島は海岸線沿いに走るルートになっている。
おかしいよなぁ・・・と思ってると、背後で原付のエンジン音が止まった。
同じように、おかしいよなぁ・・・という顔をしているので声をかけた。

「おかしいですよね?」

「ええ、おかしいですよね」

原付の彼は、松江から走ってきたとのこと。
それはそれで大変そうだ。

結局、サイクリングマップを信じ、もと来た道を戻り海岸線へ。
ほどなくサイクリングロードの看板を発見。
さっきの左折案内はなんだったんだろうか・・・

と、ここで緊急事態が発生した。
愛用のボトルを握った瞬間、バフっと音がして割れてしまった。

使いもにならない・・・

泣く泣く手放し、以降、ペットボトルをボトルケージに携えて走ることに。

OGKのボトルケージ「RC-3」はペットボトル用ではないのだが、幅広設計のおかげでペットボトルでも走行中に転げ落ちることはなかった。
ただ、ペットボトルでは走行中の給水は難しく、これが後々になって響いてくることに・・・
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 3/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 3/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 3/7
因島大橋は、自動車専用道の下部に歩行者・自転車・原付道がある。
JR瀬戸大橋線のようだ。

緑色の通行帯が歩行者・自転車用なのだが、対面通行のうえ、狭い。
対向車(者)、先行車(者)には十分注意したい。
わたくしが通行中、(おそらく)近所のおじさんが愛犬2頭を引き連れてお散歩中だった。
(犬は通行料いらないのだろうか・・・)

布刈瀬戸をフェンス越しに眺める。
展望は、ちょっとイマイチかな?

各橋には、ご覧のような料金所(料金箱)がある。
ある意味、素通りできそうな感じもするのだが、わざわざ赤字覚悟ですばらしいサイクリングロードを整備してくれていることを思えば、それは出来ないはず。
(ちなみに、監視カメラもあったぞ。)

因島大橋の通行料は50円。
先にゲットしたチケットは50円×10枚つづりなので、1枚ちぎって料金箱へ。
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 2/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 2/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 2/7
駅前ロータリーで自転車を組み立て、まずは尾道港に向かう。
「しまなみ海道って橋を渡るんじゃないの?」
そうなんですが、向島へと架かる尾道大橋は歩道が狭く危険なため、ここだけ渡船で渡るんです。

尾道駅前に、渡船乗り場を発見。
早速、乗船・・・
の前に、チケットを買おう。
その名も「しまなみ海道サイクリングチケット(500円)」。
ここ、尾道港でゲットできるはずなのだが・・・

ひときわ目立つ建物「尾道ウォーターフロントビル」に入ってみるものの、人影がない。
どうしたものか・・・と戸惑っていると、桟橋に腰掛けてたおじさんが、
「チケットなら、向こうの駐車場(尾道駅前港湾駐車場)で売ってるよ。」
と教えてくれた。

おかげで、無事チケットゲット。
さあ、渡船に乗ろう。
向こうに見えるは向島。
渡船の料金は大人100円、自転車10円、計110円。

9時過ぎ、向島上陸。
ここから、しまなみ海道の本スタートとなる。
ひとまずのゴールは70km先にある四国・今治。
5時間後、14時頃には上陸したいところだ。

向島を反時計回りに走り出す。
まだまだ脚は快調(当たり前)だ。

スタートから15分、眼前に第一の橋「因島大橋」が見えてきた。
これからあの橋を渡るのだが、海面から50mもの高さがある。
どうやって橋まで上がるの?

しまなみ海道各橋の前後には、自転車用のスロープが設けられている。
長い距離を緩やかな傾斜で高度を稼ぐわけだ。
ヘタレのわたくしでも、インナー×ローで上がることができました。
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 1/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 1/7
ツーリングの思い出 2008年7月20日 しまなみ海道ツーリング 1/7
この週末は、3回目のしまなみ海道ツーリングの予定。
その前に、過去2回の思い出を・・・


瀬戸内海横断自転車道、通称「瀬戸内しまなみ海道」。
渡船と6つの橋で風光明媚な島々を渡り、尾道と今治を結ぶ全長約70kmの「海を渡る自転車道」だ。

かねてからこの道を走ってみたいと思ってたところ、新大阪を早朝に出る新幹線で尾道へ向かえば、夜までに松山まで走れそうだと気付いた。
松山から東予港までの、オレンジフェリー接続バスへの輪行可能の確認が取れたところで、いざ、はじめての長距離ツーリングに出発!

新大阪6時12分発の、こだま629号で新尾道へ向かう。
その前後に発車するひかりレールスターのほうが到着は早いのだが・・・

白い車体に青いライン。
そして、なんといっても愛嬌あふれるまぁるいお鼻。
今秋の引退が表明されている、新幹線0系。
この0系が、当初のボディカラーに塗り替えられラストランに就いていると聞きつけ、狙い撃ちしたわけだ。

輪行中、自転車はどこに置くのか?
新幹線のように、デッキと客室が仕切られている場合は、車両最後尾の座席と壁の間に押し込んでおく。
置く時は、車掌さんに一声かけるのがマナー。

本当に久しぶりに乗った0系は、座席が左右2列ずつになっていて、広々。
おまけに3人ぐらいしか乗っていない(!)のだから、ますます広々・・・というか寂しい。
(岡山以西はそこそこ乗ってきたけど。)
300系や700系のように軽やかではないが、その重々しい足取りも、逆に安心感がある。
ウトウトしているうちに、7時58分、新尾道に到着した。

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